煙突の煙

 (株)北海道熱供給公社の煙突の煙です。

 煙突から出ている煙って何だろう?と考えたことはありませんか?

 動画を見ると、煙突を出てすぐの所には煙がほとんど見えません。そこから離れると白い煙が見えるようになります。ということは、白く見えている煙の正体は、「水」だと思われます。煙突を出てすぐの所では、水蒸気なので透明で、外気温で冷えて水になって白く見えているということです。つまり白いのは雲と同じですね。札幌の冬の動画なので、煙突上部では0℃以下の可能性があるので、煙の先の方は氷になっているかもしれません。


 見えているのはたぶん水(氷)だけですが、成分として他には二酸化炭素も含まれているでしょう。ただ、この北海道熱供給公社では、できるだけ二酸化炭素の排出が少なくなるような対策は取っているようです。

 他にも他の気体などが発生している可能性もあるのですが、それらの気体は途中で取り除かれているはずです。大気中に出てきているのは、ほとんど水と二酸化炭素だけでしょう。