この画面が立体で見える。3D

 有名な絵画を立体的に見ようというものです。専用のビュワーを使うと容易に立体的に見ることができます。

 2枚の異なる角度から見た絵を左右の眼に別々に入れることで立体的に見えます。両眼視差と言ったりしますが,他にも立体的に見える理由がいろいろあります。こちらをご覧ください。

 このカードを購入したのは,渋谷にあった「からくりミュージアム」という店です。現在は閉館していて、お台場にあるデックス東京ビーチ内の「からくり百貨店」と統合したようです。


フェナキストスコープ

 子どもの頃ノートや教科書の隅に書いたパラパラ漫画と原理は同じです。円盤を回転させながら鏡に絵を映し、すき間から覗くと絵が動いて見えます。

フェナキストスコープと書きましたが,写真を拡大すると「PHENAKISTASCOPE」と書いてありますね。フェナキスタスコープとか,フェナキスティスコープとも言うようです。英語で検索をかけると,phenakistoscopeというのが最も多く引っかかります。


知恵の輪

 写真はガチャガチャと呼ばれるもので購入した知恵の輪です。安く手に入るようになったのもブームの原因の1つかもしれません。

 知恵の輪に関しては,「日本知恵の輪協会知恵の輪名人ホームページ」というところがあるので,そちらを見てください。ホームページの方はあまり更新されていませんが、ブログは更新されているようです。

 いろいろな知恵の輪をやっていると,作った人のすごさがよく分かります。


モアレで動く絵

 タイトルの通り,モアレを使った動く絵の本です。モアレについてはこちらを見てみてください。モアレという言葉をコンピューター関係で使うときには,やっかいものの印象があります。しかし,うまく利用すると今回紹介する本のように子どもも楽しめるものになります。

 左が「Magic Moving Alphabet」,右が「Magic Moving Picture Book」といいます。どちらも数百円で手に入りますので,興味があったら買ってみてください。


カラーの錯視

 この絵の中で,上部の真ん中のマス(茶色に見えます)と,手前の面の真ん中のマス(オレンジに見えます)が同じ色なんです。


A Colorful Christmas

 英語で書かれた子供用の絵本です。真ん中のクリスマスツリーの部分を右から引っ張るとツリーに色が付きます。きれいに色が付いているでしょ。色が変わる原理は難しくはないのですが,良くできた絵本です。それほど高価ではないので,興味があったら購入してみてはいかがでしょうか。


トリックアイズ

 錯視については面白い本がたくさん出版されています。大学でも錯視を研究している方がいて、立命館大学の北岡先生が書かれた「トリックアイズ」と「トリックアイズ2」です。昔の錯視しか知らない人にとっては衝撃的な本です。

 とりあえずどんなものか見てみたい人はぜひとも北岡先生のWebページ「北岡明佳の錯視のページ」を見て下さい。最新の錯視がたくさんあります。さらに興味を持った人は本を買ってみて下さい。おもしろいですよ。


首振りドラゴン

 印刷した紙を切って作った恐竜です。この写真では普通に見えるかもしれませんが,実物は顔が引っ込んでいます。

詳しくはこちらをご覧ください。「Paper Dragon by Jerry Andrus

 不自然な感じはするかもしれませんが,何が不思議なのか分かりませんよね。是非とも実物を作ってみてください。


ハイパーカード

 この写真の不思議なところが分かりますか?1枚の紙をハサミで切って作りました。接着剤などは一切使っていません。どうやって作ったのか,を考えるとなんとなくその不思議さが分かってくると思います。できれば,作ってみて欲しいと思います。

 私がこれを最初に見たのは,松田道弘著「おどろきの発見」(岩波ジュニア新書)です。「ハイパーカード」として紹介されています。最初読んだときはよく分からなかったのですが,よく見ているとだんだんと不思議さが分かってきました。

 著者の松田さんはマジックの本をたくさん書いています。その中でこの本はどちらかというと,子ども向けのものです。しかし大人が読んでも十分に楽しめます。ハイパーカードの種明かしはしませんので,ぜひこの本を買って読んでみてください。


脳のワナ

 「脳のワナ」という本があります。なかなかいいタイトルですね。錯視が紹介されているのですが,錯視というのは眼が原因ではなく,脳が原因で起こるということをストレートに表しています。

 この本には上で紹介した「ハイパーカード」や「首振り恐竜」で紹介した反転遠近法を利用した格子の箱が載っています。格子の箱はこのようなものです。

 写真がうまく撮れていないのですが,引っ込んでいる格子模様に見えると思います。実物を片眼で見ているとだんだん出っ張って見えてきます。さらに見る向きを変えると思ってもいない方向に向きます。

 このほかにも錯視がいくつか載っているので,興味があったら購入してみてください。


インポッシボトル

 ちょっと画像が見にくいかもしれませんが,ボトルの口と同じ太さの木がささっています。さらにその木にはボルトがささっていて,ナットできちんと留められています。というより,留められていました。現実にはあり得ない状態なのですが,なんとか生徒がはずして,途中まで元に戻した状態なのがこの写真です。私自身まさかはずれるとは思っていませんでした。写真だからわかりにくいと言うより,現物を見るとさらにボルトをはずすのは不可能に思います。もちろんはずし方をここに書くわけにはいきません。購入したのはトリトという主にパズルを扱っているお店です。興味のある人は是非買ってみて欲しいのですが,売り切れていることが多いです。